深海魚のチョウチンアンコウってご存知ですか?
頭のおでこ辺りからピヨっと提灯のようなものをぶら下げてエサに見せかけ、よってきた獲物をパクっとして生きてる生物です。
さて、今回の話は旦那さんに「生まれ変わってチョウチンアンコウだったらどうする?」とドライブ中に聞いたところから始まります。
(我が家では、ドライブ中や深夜の台所トークで“もしもシリーズ”を話し始めることが少なくありません)
彼等はパートナーシップがなんとも独特。私は好きなんですが旦那さんに話したら軽く引いてました。というのも、オスは見つけたメスの腹部に噛み付き、離れなくなるんですね。
それだけなら「好き過ぎてそんなこともあるかな、、」と旦那さんも思ったとか思わないとか。
ですが、チョウチンアンコウはここからが凄い。
そのまますこしずつオスは吸収されていき、最終的にはオスとメスは一体化してしまうのです。
オスとメスの体が完全につながると、栄養供給もメスに完全に依存するようになり、時間が経つにつれ、オスの目や内臓は退化していき、最終的には生殖器のみを残して全て吸収されてしまいます。
標本にされてるチョウチンアンコウでは、5匹ものオスが溶け込んで一体化してるメスの標本もあります。(ネットにも探せば出てくると思います)
どうですか?人間界で一緒になったパートナーと来世ではチョウチンアンコウで文字通り心も体も一体化するとか。
心も体も一つになれたら、気持ちのすれ違いも解消されて良さそうな気もするんですよね、個人的には。
いやいや、そんなのグロテスクや!!と思う我が家のパパさんタイプは、今世で人間としてパートナーシップを育める楽しみを味わい直せるかもしれませんね!!
他の友人にも話してみたところ...多くの人が面白がったものの引いてましたが、私はちょっとロマンを感じるのでした(^^)